世界大百科事典(旧版)内の都市参事会(ヨーロッパ中世)の言及
【市参事会】より
…中世都市を市民の共同体としてとらえようと試みたドイツの学界で,最も普及した学術用語である。都市参事会とも訳される。ヨーロッパとくにドイツの中世都市(都市)では,概して9~11世紀の都市領主支配の時代に続いて市民団体の自治に基づく都市共同体の時代(主として12~13世紀以後)が来るとされ,その共同体の成立をもって中世都市の本格的成立とする説明が有力であった。…
※「都市参事会(ヨーロッパ中世)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」