旺文社世界史事典 三訂版 「鄧 茂七」の解説
鄧 茂七
とうもしち
明代に福建省で起こった農民蜂起の指導者
1448年,小作料・徭役 (ようえき) の減免を要求して挙兵し,一時その勢力は数十万に達した。彼は翌年戦死したが,闘争は長く続き,その結果,小作農の地位が向上した。この農民蜂起は,純粋な抗租反乱であり,中国特有の宗教的色彩をもたない点で注目される。
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
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