酒匂 秀一(読み)サカワ シュウイチ

20世紀日本人名事典 「酒匂 秀一」の解説

酒匂 秀一
サカワ シュウイチ

大正・昭和期の外交官



生年
明治20(1887)年2月2日

没年
昭和24(1949)年7月23日

出生地
鹿児島県

学歴〔年〕
東京高等商業学校専攻部〔明治44年〕卒

経歴
明治44年外務省に入り、外務書記官、ワシントン軍縮会議全権随員を経て、大正14年ソビエト大使館一等書記官、昭和4年同大使館参事官、5年カルカッタ総領事、11年フィンランド特命全権公使、12年ポーランド駐在大使、15年退官、のち南洋協会理事長。外交界のロシア通として知られ、著書に「ロシアはどうなるか」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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