里[村](読み)さと

世界大百科事典 第2版の解説

さと【里[村]】

鹿児島県薩摩郡,甑島(こしきじま)列島北端の上甑島東部を占める村。人口1676(1995)。中心集落はトンボロとよばれる陸繫砂州上に発達している。甑島列島の北の玄関口にあたり,串木野港との間に定期船が通じる。米,サツマイモ,特産のカノコユリなどの栽培のほか,肉用牛や豚の共同飼育が盛んである。また好漁場に恵まれ,漁港の整備によって漁獲高も増加している。中世,甑島地頭となった小川氏の居城である亀鶴城跡や津口番所跡,遠見番所跡などの史跡がある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

終末時計

アメリカの科学雑誌『ブレティン・オブ・ジ・アトミックサイエンティスツ』が毎号表紙に掲げている「地球最後の日」までの時間を表示する時計。核戦争の危機を訴え,1947年に初めて登場。米ソ冷戦の終結を迎えて...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android