重森 弘淹(読み)シゲモリ コウエン

20世紀日本人名事典 「重森 弘淹」の解説

重森 弘淹
シゲモリ コウエン

昭和・平成期の評論家 東京綜合写真専門学校理事長・校長;武蔵野美術大学造形学部教授



生年
大正15(1926)年7月27日

没年
平成4(1992)年10月13日

出生地
京都府京都市

学歴〔年〕
同志社大学文学部〔昭和24年〕中退

経歴
父・重森三玲の勧めで月刊誌「いけばな芸術」を出す。のち上京して昭和30年頃から写真雑誌に批評を書きはじめ、33年東京フォトスクール(現・東京総合写真専門学校)を設立、多くの写真家を育てた。49年日本映像学会設立に参加、平成2年武蔵野美術大学映像科設立とともに教授に就任著書に「写真芸術論」「世界の写真家」など。没後の6年、重森弘淹写真評論賞が創設された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android