野村 淳治(読み)ノムラ ジュンジ

20世紀日本人名事典 「野村 淳治」の解説

野村 淳治
ノムラ ジュンジ

明治〜昭和期の公法学者 東京大学名誉教授。



生年
明治9年6月8日(1876年)

没年
昭和25(1950)年12月15日

出生地
石川県

学歴〔年〕
東京帝大法科大学〔明治33年〕卒

学位〔年〕
法学博士〔明治43年〕

経歴
明治34年東大助教授となり、ドイツフランス留学。帰国後の42年教授に進み、行政法、国法学を講じた。昭和12年定年退官。早大、中央大、法政大でも教えた。17年南洋学院院長、21年学士院会員。貴族院議員に推されたが、追放令に該当。辞職した。著書に「比例代表法」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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