金原亭 馬生(5代目)(読み)キンゲンテイ バショウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「金原亭 馬生(5代目)」の解説

金原亭 馬生(5代目)
キンゲンテイ バショウ


職業
落語家

本名
宮島 市太郎

別名
前名=金原亭 小馬三郎,林屋 正朝,春風亭 枝三郎,柳亭 小燕路

生年月日
元治1年

出生地
江戸・麻布(東京都)

経歴
噺家の浅草亭馬道の子。4代目金原亭馬生に入門。小馬三郎と名乗り、明治11年7月初高座を踏む。その後、3代目春風亭柳枝門で枝三郎、4代目林屋正蔵門で正朝、さらに3代目柳亭燕路門で小燕路と転々とし、32年8月5代目馬生を襲名真打ちになった。37年大阪の三友派に出演。大阪で噺家の傍らおもちゃ屋を営み俗に“おもちゃ屋の馬生”といわれる。大正8年帰京するが、次の馬生ができていたため赤馬生として区別。昭和初期に浅草亭馬道となり寄席からは遠のいたが、馬生の名でラジオに出演した。

没年月日
昭和21年 4月15日 (1946年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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