金春 泰三(読み)コンパル タイゾウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「金春 泰三」の解説

金春 泰三
コンパル タイゾウ


職業
能楽囃子方(金春流太鼓方)

専門
太鼓

肩書
金春流太鼓宗家(19代目)

本名
高安 泰三

別名
後名=高安 亀叟(タカヤス キソウ)

生年月日
天保11年

経歴
高安流大鼓の宗家だったが、金春流太鼓宗家の金春惣右衛門に懇望され養子となり、金春泰三と名乗る。名人とうたわれたが、明治維新後、能楽が衰微した際、実家幼主・高安鬼三(のち16代目道喜)を助け、高安亀叟改名、各流能舞台で活躍した。

没年月日
明治36年 11月19日 (1903年)

家族
息子=高安 道喜(高安流大鼓16代目宗家)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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