金時の火事見舞(読み)きんときのかじみまい

精選版 日本国語大辞典 「金時の火事見舞」の意味・読み・例文・類語

きんとき【金時】 の 火事見舞(かじみまい)

(顔の赤い金時火事見舞に行ったら、ますます赤くなるというところから) 顔の非常に赤いことのたとえ。金時の醤油煮(だ)き。
東京の三十年(1917)〈田山花袋〉KとT「かれ等は五勺位飲むと〈略〉顔は金時火事見舞といふやうになった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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