金気・鉄気(読み)かなけ

精選版 日本国語大辞典「金気・鉄気」の解説

かな‐け【金気・鉄気】

〘名〙
① 水や土に含まれている金属の気。鉄分。また、そのにおいや味。かなっけ。
浄瑠璃・源氏冷泉節(1710頃)下「いか程種(たね)が好うても、にかなけのある所は、何ぼふ蒔いても育たぬ」
② 新しい鉄びんや鍋で湯をわかす時に浮かび出る、赤黒いもの。
四河入海(17C前)二〇「銅でしたる物にはかなけがでて腥くさで、鉄でしたる物にはさびがでててわるいぞ」
③ 金属にぞくする物。
咄本・かの子ばなし(1690)上「わかねつけにはじしゃくを付たり。〈略〉何によらず金気の類はわれらがこしに取付
④ 金銭の運。また、金銭。
浮世草子・好色二代男(1684)三「久しう銀(カナ)けの物申請けぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

幸福追求権

日本国憲法 13条に保障する「生命,自由及び幸福追求に対する国民の権利」を一体的にとらえて観念された場合の権利。アメリカの独立宣言中の,「〈天賦不可侵の権利〉のなかに生命,自由および幸福の追求が含まれ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android