金紗・錦紗(読み)きんしゃ

精選版 日本国語大辞典 「金紗・錦紗」の意味・読み・例文・類語

きん‐しゃ【金紗・錦紗】

〘名〙
金糸を織りこみ、または金糸で模様を織り出した薄くて軽い織物。
太平記(14C後)二一「女房達を、〈略〉金紗(キンシャ)の羅(うすもの)の中にこそ置かれける」
浄瑠璃心中重井筒(1707)上「よさこひと、いふ字をきんしゃで、縫はせ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android