金臭(読み)かなくさい

精選版 日本国語大辞典 「金臭」の意味・読み・例文・類語

かな‐くさ・い【金臭】

〘形口〙 かなくさ・し 〘形ク〙 金属においや味がする。また、金属の類(たぐい)である。
※天正本狂言・緒巻寄(室町末‐近世初)「ただ今かたきよする、かなくさい物をかせとゆふ〈略〉くわをかす」
※雨の日ぐらし(1891)〈山田美妙〉八「鉄(カナ)くさき水すくひとり、それをせめての保命酒

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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