金蠅・青蠅(読み)きんばえ

精選版 日本国語大辞典 「金蠅・青蠅」の意味・読み・例文・類語

きん‐ばえ ‥ばへ【金蠅・青蠅】

〘名〙
ハエ双翅)目クロバエ科のハエで、金緑色から青緑色に光るものの総称。ミドリキンバエ、コガネキンバエなど。ぎんばえ。くそばえ。《季・夏》 〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
② ハエ(双翅)目クロバエ科のハエ。体長はふつう八~九ミリメートル。体は金緑色で光沢があり、時に黄赤色や青みを帯びることがある。はねは透明。幼虫ウジ汚物や腐敗物などに発生し、成虫伝染病を媒介する衛生害虫。世界各地に広く分布

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android