金 大中(読み)キムデジュン(英語表記)Kim Tae-jung

旺文社世界史事典 三訂版 「金 大中」の解説

金 大中
キムデジュン
Kim Tae-jung

1925〜2009
大韓民国の政治家
全羅道出身。朴正熙 (パクチヨンヒ) 政権時代に野党大統領候補となったが,1973年に滞在中の東京から拉致された。朴の死後,急速に進んだ民主化の中で政権をうかがったが,軍部クーデタ全斗煥 (チヨンドウホアン) 政権の成立に至る強権的な政治体制に阻まれ,その後も1987年の大統領選挙では盧泰愚 (ノテウ) ,92年には金泳三 (キムヨンサム) に敗れた。しかし1997年の選挙では韓国史上初の野党・全羅道出身の大統領に選ばれ,韓国における民主化の徹底を世界に印象づけた。

金 大中
きんだいちゅう

キムデジュン

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

367日誕生日大事典 「金 大中」の解説

金 大中 (キム デジュン)

生年月日:1925年12月3日
韓国の政治家

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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