鈴木 清(読み)スズキ キヨシ

20世紀日本人名事典 「鈴木 清」の解説

鈴木 清
スズキ キヨシ

昭和期の教育心理学者,体育心理学者 東京教育大学名誉教授。



生年
明治39(1906)年10月15日

没年
昭和57(1982)年9月2日

出生地
静岡県

学歴〔年〕
東京文理科大学心理学科〔昭和11年〕卒

学位〔年〕
文学博士〔昭和36年〕

主な受賞名〔年〕
勲三等旭日中綬章〔昭和52年〕

経歴
横浜国立大学教授を経て、昭和28年東京教育大学教授。45年退官し、東京女子体育大学学長、日本心理学会長を歴任著書に「教育心理学」など。この間文部省の教育研究開発協力者会議の座長や、49年には東京都立高校入学者選抜研究協議会長として、学校群制度の廃止・新学区制の採用に取り組んだ。

鈴木 清
スズキ キヨシ

昭和期の小説家 秋田県議(共産党)。



生年
明治40(1907)年4月29日

没年
平成5(1993)年2月18日

出生地
秋田県旭村(現・横手市)

学歴〔年〕
山形高中退

経歴
在学中、社会科学研究会に加わる。同盟休校を指導したことを理由に放校処分を受け、上京。東京合同労組書記を経て、東京モスリン亀戸工場の職工となる。日本共産党に入党し、工場細胞を組織して活動。昭和4年4.16(日本共産党弾圧)事件で検挙投獄され、6年5月保釈。この間、獄内で監房細胞を組織して活動を続けた。のち、34〜38年横手市議、46〜50年秋田県議を各1期務めた。日本共産党秋田県委員会名誉県委員。作家としても知られ、代表作に「監房細胞」がある。

鈴木 清
スズキ キヨシ

昭和期の陶芸家



生年
明治36(1903)年9月12日

没年
昭和42(1967)年10月6日

出生地
京都市

学歴〔年〕
京都市立陶磁器講習所〔大正13年〕修了

主な受賞名〔年〕
国画会賞〔昭和14年〕,日本現代陶芸展文部大臣賞(第1回)〔昭和27年〕「鉄絵秋草の図角皿」

経歴
洋画、彫刻などを制作したが、昭和10年国画会に陶芸作品を発表、国画会賞を受けて17年同会員となる。文展にも出品、16年特選。22年富本憲吉らと新匠美術工芸会を結成、会員。32年日本工芸会正会員となり、日本伝統工芸展にも出品、38年富本没後、新匠会の長老として活躍。

鈴木 清
スズキ キヨシ

大正・昭和期の解剖学者



生年
明治31(1898)年4月17日

没年
昭和42(1967)年1月16日

出生地
兵庫県

学歴〔年〕
大阪医科大学〔大正12年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔昭和9年〕

経歴
大正15年京城帝大助教授となり、昭和8年欧州留学、教授で終戦。23年大阪市立医科大学教授、32年から医学部長を2期務め、36年和歌山医科大学学長、40年大阪女子大学学長。神経組織の染色法・鈴木氏鍍銀法で知られる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「鈴木 清」の解説

鈴木 清 (すずき きよし)

生年月日:1907年4月29日
昭和時代の作家;評論家。エサ米研究全国連絡会代表委員;元・全日農副会長
1993年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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