鉄ミョウバン(明礬)(読み)てつみょうばん

百科事典マイペディア 「鉄ミョウバン(明礬)」の意味・わかりやすい解説

鉄ミョウバン(明礬)【てつみょうばん】

(図)型の複塩。純粋なものはいずれも無色結晶で,互いに混晶をつくる。一般に不純物として微量マンガンを含むため淡紫色を帯びる。カリウム塩,アンモニウム塩が普通。カリウム塩は水によく溶け,アルコールに不溶,比重1.83。媒染剤,分析試薬として用いられる。
→関連項目ミョウバン(明礬)

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android