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長崎県佐世保市 させぼ〈し〉

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日本の地名がわかる事典の解説

〔長崎県〕佐世保〈市〉(させぼ〈し〉)


長崎県中北部にある市。
北松浦半島の付け根から中南部を市域の中心とし、針尾(はりお)島、九十九(くじゅうく)島、五島列島北端の宇久島などの島嶼を市域に含む。2001年(平成13)より特例市。2005年、北松浦(きたまつうら)郡の吉井町、世知原町を編入。さらに2006年、同郡の宇久町、小佐々町を、2010年同軍の江迎町、鹿町町を編入して現在の姿となる。JR佐世保線・大村線、第三セクターの松浦鉄道、西九州自動車道などが通じる中心となる旧・佐世保市は、明治初期までの一寒村に、1889年(明治22)海軍鎮守府が開庁され、最盛期には人口29万人を超える軍港都市に変貌。第二次世界大戦後、海軍工廠(こうしょう)施設を受け継いだ佐世保重工業の造船業を中心に発展。造船・機械・食品などの工業が盛ん。佐世保港にはアメリカ軍と海上自衛隊の基地があり、貿易港・商港としても機能。東岸に魚市場や倉庫がある。市の北部地域は明治以降、炭鉱町として発展したが、1970年代には全鉱閉山し、後は林業・農業・畜産業の振興を図る。茶・ミカン・イチゴなどの栽培と畜産が盛ん。製茶・衣類・コンクリートなどの工場も進出。島嶼部ではアワビの採取、カキ・真珠などの養殖や、イリコ加工が行われる。唐子(からこ)の絵柄で知られる経済産業大臣指定伝統的工芸品、三川内(みかわち)焼が特産品。
北九十九島や弓張岳・烏帽子岳などは西海(さいかい)国立公園に属する観光地。福井洞窟は国指定史跡。吉井町の御橋(おはし)観音シダ植物群落は国の天然記念物に指定。針尾島に17世紀のオランダの町並みを再現した大型観光施設のハウステンボスがある。

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