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長崎県島原市(読み)しまばら〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔長崎県〕島原〈市〉(しまばら〈し〉)


長崎県南東部にある市。
島原半島の東端で、西部に雲仙普賢岳を中心とする雲仙山系の山々がある。2006年(平成18)、南高来(みなみたかき)郡の有明町を編入して現在の姿となる。海岸線に沿い島原鉄道が通じ、島原外港には熊本県や福岡県へ向かうフェリーが就航している。江戸時代初期、松倉氏の酷政を機に島原の乱が発生。以後は松平氏7万石の城下町、港町として発展。1990年には西部の普賢岳が噴火、1991年の大火砕流などにより、死者・行方不明者43名、家屋の消失など大きな被害を受けた。この噴火で新たな溶岩ドームが形成され、平成新山と名付けられた。当時の災害資料などを展示する、火山体験学習施設 雲仙岳災害記念館がある。酪農や稲作、ダイコン・ニンジンの栽培が行われ、メロン・イチゴなどのハウス栽培も盛ん。有明海では貝類の潜水漁業やノリ養殖が行われる。市街地は眉山(まゆやま)山麓に位置し、湧水が豊富なことから古くから「水の都」とよばれる。島原城や旧島原藩薬草園跡(国指定史跡)、キリシタン墓碑、武家屋敷などの史跡と、九十九(つくも)島・眉山などの景勝に恵まれる。島原温泉が湧く。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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