長春 真人(読み)ちょうしゅんしんじん

旺文社世界史事典 三訂版 「長春 真人」の解説

長春 真人
ちょうしゅんしんじん

1148〜1227
金末〜元初期の道教全真教の道士
登州(山東省)の人。全真教の祖王重陽 (おうじゆうよう) に学んだ。チンギスハンの招きで,ヒンドゥークシ山脈の南まで行き,『長春真人西遊録』の大旅行記を残した。道教の最高管理者の職を授けられ,燕京 (えんけい) (現在の北京)で没した。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android