長 勇(読み)チョウ イサム

20世紀日本人名事典 「長 勇」の解説

長 勇
チョウ イサム

大正・昭和期の陸軍中将



生年
明治28(1895)年1月19日

没年
昭和20(1945)年6月23日

出生地
福岡県

学歴〔年〕
陸士〔大正5年〕卒,陸大〔昭和3年〕卒

経歴
昭和4年歩兵第48連隊中隊長となり、のち参謀本部付で支那課に勤務。軍内革新派桜会の中心人物で、国家改造案の作成委員となる。6年十月事件に参加。その後北京漢口駐在を経て、8年台湾歩兵第1連隊大隊長、第16師団参謀となり、日中戦争勃発で上海派遣軍参謀兼中支那方面軍参謀となる。13年歩兵第74連隊長、14年第26師団参謀長、17年第10歩兵団長、19年沖縄の第32軍参謀長となる。20年中将になるが、6月の沖縄戦で戦死した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「長 勇」の解説

長 勇 (ちょう いさむ)

生年月日:1895年1月19日
大正時代;昭和時代の陸軍軍人。陸軍中将
1945年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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