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開く・空く・明く あく

大辞林 第三版の解説

あく【開く・空く・明く】

( 動五[四] )
(自動詞)
出入り口や容器の口などを閉ざしていた物が動いて、人や物の通り道ができる。ひらく。 《開》 ↔ しまるとじる 「ドアが-・く」 「ふたが固くて-・かない」
戸にかけられていた錠がはずれる。 「いくらやってもかぎが-・かない」
商店の営業や興業が始まる。ひらく。 《開》 ↔ しまるとじる 「デパートは朝一〇時に-・く」 「初日が-・く」
中身が消費されて容器がからになる。 《空》 ↔ みたす 「グラスが-・く」
部屋・建物・土地・座席などを占めていた人や物がなくなり、空間や余地ができる。 《空・明》 「この会議室は三時まで-・かない」 「この部屋は三月末には-・きます」 「混んでいて-・いた席が見つからない」
穴・空間・間隔などが生ずる。 《空・明》 「道路に穴が-・いた」 「電車とホームの間が広く-・いている」 「間隔が-・かないように並ぶこと」 「行間が-・き過ぎている」
欠員が生ずる。 《空・明》 「教授のポストが-・く」
使用中だった物が、用が済んで使われなくなる。 《空・明》 「その電卓、-・いたら貸して下さい」
仕事が終わってひまになる。手がすく。 《空・明》 「私は今日は夕方五時に体が-・きます」 「手の-・いている人は手伝ってください」
ある状態の期間が終わって、別の状態に移る。 「喪が-・く」 「今日は私の年季ねんが-・きまするか/うつせみ 一葉
▽↔ ふさがる
(他動詞)
(自分の目や口を)あける。ひらく。 「口を-・く」
( 動下二 )
あける
[慣用] 穴が- ・手が- ・蓋ふたが- ・幕が- ・埒らちが-

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