開柱・葱台(読み)ひらきばしら

精選版 日本国語大辞典 「開柱・葱台」の意味・読み・例文・類語

ひらき‐ばしら【開柱・葱台】

〘名〙
① 橋の欄干、または、階段登高欄(のぼりこうらん)下方両端にある擬宝珠(ぎぼうし)のついている柱。〔十巻本和名抄(934頃)〕
大鏡(12C前)二「牛はみはしのひらきばしらにつなぎ」
鳥居などのように、二本の柱の間隔が下方になるにつれて広がっている状態にある柱。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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