閑古鳥・閑子鳥(読み)かんこどり

精選版 日本国語大辞典 「閑古鳥・閑子鳥」の意味・読み・例文・類語

かんこ‐どり【閑古鳥・閑子鳥】

〘名〙
① 鳥「かっこう(郭公)」の異名。《季・夏》 〔日葡辞書(1603‐04)〕
※俳諧・嵯峨日記(1691)「うき我をさびしがらせよかんこどり」
② (閑古鳥の鳴きようから) もの淋しいさまのたとえにいう。
※浄瑠璃・博多小女郎波枕(1718)中「畳も上げてかんこ鳥」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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