関 文月(読み)セキ ブンゲツ

20世紀日本人名事典 「関 文月」の解説

関 文月
セキ ブンゲツ

昭和期の詩人



生年
大正2(1913)年7月10日

没年
昭和20(1945)年3月11日

出生地
東京府下八王子

別名
別号=小舟

学歴〔年〕
立正大学国史科卒

経歴
日蓮宗善龍寺の生家に育ち、昭和4年ごろから詩や童謡を作り、10年童謡集「青い帽子」を出した。卒論北村透谷で、在学中から透谷に傾倒、その透谷論は、八王子の橋本義夫を通して色川大吉に知られ、再評価された。16年の太平洋戦争とともに召集され、ソ連捕虜となり病没

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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