阿部 昭(読み)アベ アキラ

20世紀日本人名事典 「阿部 昭」の解説

阿部 昭
アベ アキラ

昭和期の小説家



生年
昭和9(1934)年9月22日

没年
平成1(1989)年5月19日

出生地
広島県広島市

出身地
神奈川県藤沢市

学歴〔年〕
東京大学文学部仏文科〔昭和34年〕卒

主な受賞名〔年〕
文学界新人賞(第15回)〔昭和37年〕「子供部屋」,毎日出版文化賞〔昭和48年〕「千年」,芸術選奨新人賞〔昭和51年〕「人生の一日」

経歴
東京放送に勤務する傍ら小説を書き、37年第一作「子供部屋」で文学界新人賞受賞、文壇にデビュー。40年の「幼年詩篇」46年「司令休暇」などの作品でいわゆる〈内向の世代〉と称される作家の代表的存在としての地位を確立した。46年退社して作家に専念。51年には「人生の一日」で芸術選奨新人賞を受賞。他に「過ぎし楽しき年」「緑の年の日記」など。「阿部昭全作品」(全8巻 福武書店)、「阿部昭集」(全13巻・別巻1 岩波書店)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「阿部 昭」の解説

阿部 昭 (あべ あきら)

生年月日:1934年9月22日
昭和時代の小説家
1989年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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