陽 岱鋼(読み)ヤン・ダイカン(英語表記)Yang Dai-kang

現代外国人名録2016 「陽 岱鋼」の解説

陽 岱鋼
ヤン・ダイカン
Yang Dai-kang

職業・肩書
プロ野球選手(日ハム・外野手)

国籍
台湾

生年月日
1987年1月17日

出生地
台湾・台東

旧名・旧姓
陽 仲寿〈ヨウ チョンソ〉

学歴
福岡一高〔2006年〕卒

経歴
台湾の少数民族アミ族の出身で、一族はスポーツに秀でた人物が多い。新生国民小3年から野球を始め、国民体育中では全国制覇を経験。台湾代表として世界大会にも出場。2003年甲子園出場を夢見て来日し、福岡一高に入学。高校1年の夏の県大会では5番に抜擢され、初戦から3試合連続本塁打を記録。長打力に加え、50メートル5秒台の俊足と抜群の守備力で注目を集める。高校通算39本塁打。2006年高校生ドラフト1巡目で日本ハムに入団。3月WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で台湾代表に抜擢される。2008年4月対ロッテ戦でプロ初本塁打。2009年オフに陽仲寿から陽岱鋼に改名。2012年オールスター戦に初出場し、ゴールデングラブ賞を初受賞。2013年第3回WBC台湾代表。同年より日本ハムの背番号1を背負う。183センチ、87キロ。右投右打。愛称アッシュ。兄は元ソフトバンクの陽耀勲投手。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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