精選版 日本国語大辞典 「隈取・暈取」の意味・読み・例文・類語
くま‐どり【隈取・暈取】
〘名〙
くま‐ど・る【隈取・暈取】
〘他ラ五(四)〙
① 陰影や濃淡などで境目をつける。また、日本画などで立体感を表わすために、墨や絵の具の濃淡で境目をぼかす。隈を取る。
※為兼集(鎌倉末‐室町)「雲の色はくまとる墨の移し絵に空涼しき夕立のあめ」
② べに、おしろいなどで、化粧をする。特に、歌舞伎俳優が、顔に隈取りをする。隈を取る。
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