隠岐の古典相撲

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

隠岐の古典相撲

島の祝い事に合わせ、夜を徹して取る相撲。1795(寛政7)年ごろ、五箇地区の水若酢(みずわかす)神社の遷宮で取った勧進相撲が始まりとされ、宮相撲(みやずもう)と呼ばれた。祝い事があった座元(ざもと)と寄方(よりかた)に分かれ、力士は地域を背負って土俵に立つ。真剣勝負のあと、先勝した方が勝ちを譲る人情相撲が特徴。戦後に島の若者が減り、途絶えた時期もあったが、1972年に古典相撲として復活。ダム落成や空港の開設などで、以来14回開かれている。

(2015-03-08 朝日新聞 朝刊 島根・1地方)

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