隠岐国分寺

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

隠岐国分寺

741年の聖武天皇の詔により創建され、かつては三重塔や仁王門などがあり、隠岐で最も壮麗な寺だったと伝えられる。元弘の乱(1331年)で鎌倉幕府と戦ったが敗れ、翌年に隠岐へ流された後醍醐天皇が、再起を図って脱出するまでの約1年間、仮住まいにした場所という説がある。根拠となる出雲市の寺に残っていた古文書によると、倒幕と王政復古を祈願した願文を、僧が1332年8月に後醍醐天皇から隠岐国分寺で賜ったとの記述があるという。一方、仮住まいが黒木御所(西ノ島町)だったとの説もあり、結論は出ていない。

(2007-02-26 朝日新聞 朝刊 大阪島根全県 1地方)

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