精選版 日本国語大辞典 「隠無」の意味・読み・例文・類語
かくれ‐な・い【隠無】
〘形口〙 かくれな・し 〘形ク〙
① 人にはっきりわかるさまである。残らず知られるさまである。
※大鏡(12C前)一「世の中のことのかくれなくあらはるべき也」
② 広く世間に知れわたっている。有名である。
※仮名草子・恨の介(1609‐17頃)下「そのかくれなかりし西行法師と申せし人」
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