雀蛾・天蛾(読み)すずめが

精選版 日本国語大辞典 「雀蛾・天蛾」の意味・読み・例文・類語

すずめ‐が【雀蛾・天蛾】

〘名〙 スズメガ科に属するガの総称はねの開張六~一五センチメートルくらいの中形ないし大形種。体は太い紡錘形で、前ばねは幅が狭く細長い。多くは夜活動し、口吻(こうふん)を伸ばして花の蜜を吸う。飛び方はきわめて活発で、灯火によく飛来する。幼虫はいもむし型で、多くは緑色をし体毛がなく、腹部背面に角状突起をもつ。コスズメベニスズメセスジスズメなど日本に約七〇種分布する。いもむしちょう。すずめちょう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android