雁甲蠃(読み)がんがぜ

精選版 日本国語大辞典 「雁甲蠃」の意味・読み・例文・類語

がん‐がぜ【雁甲蠃】

〘名〙 ガンガゼ科のウニ。四〇センチメートルにもなる鋭い有毒の棘(とげ)一面に有し、殻は直径八センチメートルほどで全体的に黒紫色。インド洋、西太平洋のサンゴ礁海域に広く分布し、日本では房総半島以南の磯深いところに見られる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「雁甲蠃」の意味・読み・例文・類語

がん‐がぜ【×雁甲蠃】

ガンガゼ科のウニ。黒紫色で殻の直径8センチくらい。とげは非常に長くて40センチにもなり、折れやすく、有毒。 夏》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「雁甲蠃」の解説

雁甲蠃 (ガンガゼ)

学名Diadema setosum
動物。ガンガゼ科の海産動物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android