電信・伝信(読み)でんしん

精選版 日本国語大辞典 「電信・伝信」の意味・読み・例文・類語

でん‐しん【電信・伝信】

〘名〙
文字符号、あるいは写真などを電気的な符号に変えて隔たった場所で再現する通信。また、電信で送った文字や符号。電報テレグラフ
※新聞雑誌‐四一号・明治五年(1872)四月「電信なれば数百里外の事も立どころに辨達することを得べし」
電流送電線で送ること。
東京日日新聞‐明治九年(1876)七月三一日「内地北海道との間の海底を通りたる電信の線(はりがね)は二筋ありて」
③ 呼びりん。
※緑簑談(1888)〈須藤南翠〉続「柱に設けし電信を圧せば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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