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電磁クラッチ でんじクラッチelectromagnetic clutch

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

電磁クラッチ
でんじクラッチ
electromagnetic clutch

2軸の回転を電磁的に断続するクラッチ。原理的に次の3種に大別される。 (1) 摩擦型電磁クラッチ 通常の摩擦クラッチの押しつけ圧力に電磁力を利用する形式。構造が簡単で,遠隔操作が容易である。 (2) 磁粉式電磁クラッチ 2軸端に駆動部と従動部を設けて,その間に磁粉を封入し,励磁したときの磁粉の結合力によって伝動する。磁粉には透磁率が高くて,残留磁気の小さいものを使用する。結合力が回転速度に関係せず,断続がなめらかな特徴をもつ。 (3) 非接触型電磁クラッチ (電磁すべり継手) (a) 渦電流クラッチ 界磁を励磁して相手のドラムに渦電流を発生させて回転を伝達する。 200kW程度の伝動が可能で,渦電流カップリングともいう。 (b) ヒステリシス型クラッチ トルクの小さい場合に適し,サーボ機構にしばしば利用される。いずれも無段階の変速が可能で,なめらかな運転ができる。また,摩擦部分がなく,比較的安価なので,断続回数の多いときに活用される。

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