霞ヶ浦[町](読み)かすみがうら

百科事典マイペディア 「霞ヶ浦[町]」の意味・わかりやすい解説

霞ヶ浦[町]【かすみがうら】

茨城県中南部,新治郡の旧町。1997年出島村が町制,改称霞ヶ浦に突出した半島状の地域を占め,町域の大部分台地。1960年代に台地上の開田が進められた。漁業や周辺のレンコン栽培などの農林水産業が基幹湖岸水郷筑波国定公園に含まれ,東端の歩崎は景勝地として知られる。1987年に全長1.1kmの霞ヶ浦大橋が開通。2005年3月新治郡千代田町と合併し市制かすみがうら市となる。70.27km2,1万8713人(2003)。

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