青柳 有美(読み)アオヤギ ユウビ

20世紀日本人名事典 「青柳 有美」の解説

青柳 有美
アオヤギ ユウビ

明治・大正期のジャーナリスト,批評家,随筆家



生年
明治6年9月27日(1873年)

没年
昭和20(1945)年7月10日

出生地
秋田市

本名
青柳 猛

学歴〔年〕
同志社普通学校卒

経歴
同志社卒業後、明治女学校英文学を教え、明治26年から「女学雑誌」を編集し、36年主幹となる。以後、辛口で軽妙なコラムでエッセイストとしても活躍。大正期に入ってからは「女の世界」を発行し、また実業之世界社で編集にたずさわる。昭和11年には宝塚音楽歌劇学校嘱託となって生徒監兼修身科を担当。主著に「恋愛文学」「有美臭」「有美道」「接吻哲学」「恋愛読本」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android