非言・批言(読み)ひごん

精選版 日本国語大辞典 「非言・批言」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ごん【非言・批言】

〘名〙
非難批評ことばを言うこと。また、そのことば。
咄本醒睡笑(1628)四「蛬(きりぎりす)そのおやおやはいかならん といふ句あり。紹巴非言に、蛬の先祖御尋ね詮なく候」
道理に合わないことば。間違ったことば。
仮名草子・似我蜂物語(1661)下「後生をねがひて仏にならんといふ事を、下らうのよくよくいふ事也。是は非言(ヒゴン)かと存侍る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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