鞅・胸懸(読み)むながい

精選版 日本国語大辞典 「鞅・胸懸」の意味・読み・例文・類語

むな‐がい【鞅・胸懸】

〘名〙 (「むなかき(鞅)」の変化した語) 鞦(しりがい)一種鞍橋(くらぼね)を固定するために馬の胸から鞍橋の前輪四緒手(しおで)にかけて取り回す緒。鞦は胸懸と面懸とを合わせた総称。むながけ。〔色葉字類抄(1177‐81)〕

むな‐かき【鞅・胸懸】

〘名〙 =むながい(鞅)新撰字鏡(898‐901頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android