旺文社世界史事典 三訂版 「韓 山童」の解説
韓 山童
かんざんどう
元末期の白蓮教の指導者
父祖以来の白蓮教主で,14世紀半ばに元の施政が乱れると,弥勒菩薩 (みろくぼさつ) が現れて衆生を救う弥勒下生が起こると称し,黄河流域の農民に信望を得,1351年に挙兵。元軍に捕殺され,子の韓林児が後継して紅巾 (こうきん) の乱に拡大した。
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
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