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頂く・戴く いただく

大辞林 第三版の解説

いただく【頂く・戴く】

( 動五[四] )
頭の上にのせてもつ。現代では比喩的な使い方が多い。 「白雪を-・いた山々」 「国王を国家元首に-・く国」 「頭こうべ・かしらに霜を-・く(=頭髪ガ白クナル)」 「星を-・いて帰る(=夜ニ帰ル)」 「 - ・きて角髪みずらの中に合へ巻かまくも/万葉集 4377
「もらう」の謙譲語。目上の人から金品をもらうことや恩恵となるような動作を受けることを、受け手を低めていう言い方。頂戴する。 「○○さんから辞典を-・く」 「『お代はいくら』 『五千円-・きます』」
「食べる」「飲む」の謙譲語・丁寧語。 「もう十分-・きました」 「お昼御飯はうちで-・いてきました」
(補助動詞)
(「…て(で)いただく」の形で動詞の連用形を受けて)他人から恩恵となるような動作を受ける意を表す。 ⓐ その動作が動作者の意志に基づく場合。 「先生にもほめて-・きました」 「セーターを編んで-・く」 ⓑ その動作が受け手の意志に基づく場合。 「いやなら帰って-・こう」 「ゆっくりくつろいで-・きたい」
(「お…いただく」の形で動詞の連用形、「御…いただく」の形でサ変動詞の語幹を受けて)他人にその動作をしてもらう意を表す。 ⓐ その動作が動作者の意志に基づく場合。 「わざわざお越し-・いて恐縮です」 「御心配-・きましたがもう元気になりました」 ⓑ その動作が受け手の意志に基づく場合。 「しばらくお待ち-・きます」 「この計画に御協力-・きたい」
(「…させていただく」の形で)相手に自分がしようとする動作についての許しを願う謙譲表現。 「私が進行役をつとめさせて-・きます」 「ここでもう少し待たせて-・きたいのですが…」
[可能] いただける
[句項目]

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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