頃おい・比おい(読み)ころおい

精選版 日本国語大辞典 「頃おい・比おい」の意味・読み・例文・類語

ころ‐おい ‥ほひ【頃おい・比おい】

〘名〙
ころ。とき。その時分
霊異記(810‐824)下「宝亀七八箇年の比頃(コロホヒ)に〈真福寺本訓釈 比頃 己呂保比爾〉」
当節。今の時世
源氏(1001‐14頃)帚木「中の品の、けしうはあらぬ、えり出でつべきころほひなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android