精選版 日本国語大辞典 「頭陀・杜多」の意味・読み・例文・類語
ずだ ヅダ【頭陀・杜多】
※康頼宝物集(1179頃)中「仏の御弟子羅旬比丘は頭陀をすれども食物を得難く」
② (転じて) その僧。
※梁塵秘抄(1179頃)二「法花経しばしも保つ人、十方諸仏よろこびて、持戒づだにことならず」
③ 「ずだぶくろ(頭陀袋)」の略。
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