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頼む・恃む たのむ

大辞林 第三版の解説

たのむ【頼む・恃む】

( 動五[四] )
相手に、…してくれ、または…しないでくれと願って、それを相手に伝える。依頼する。 「知人に就職の斡旋あつせんを-・む」 「友人に伝言を-・む」 「人にいわないように-・んでおく」
どう活動・処理すべきなのか知っている人に処理などを依頼する。 「引っ越しをするので運送屋を-・んだ」 「子供たちをよろしく-・みます」
(「恃む」とも書く)依存しうるだけの能力がそれにあると信じる。あてにする。 「一家の柱と-・む人」 「数を-・んで押し切る」 「万一を-・む(=メッタニナイ幸運ヲ願ウ)」 「 - ・むに足らず」
信じる。信用する。 「諸弟もろとらが練りの言葉は我は-・まじ/万葉集 774
主人・夫・主君としてよりかかる。 「 - ・む人の喜びのほどを心もとなく待ち嘆かるるに/更級」
よその家を訪れて案内を請う。多く「たのみましょう」「たのもう」の形で感動詞的に用いる。 「『-・みませう』と表に子細らしき声つき/浮世草子・禁短気 4
[可能] たのめる
( 動下二 )
期待させる。あてにさせる。 「あひ見むと-・めしことぞ命なりける/古今 恋二
[表記] たのむ(頼・恃
「頼む」は“依頼する。まかせる”の意。「伝言を頼む」「出前を頼む」「母に子供を頼んで出かける」  「恃む」は“あてにする”の意。「一家の柱と恃む人」「数を恃んで押しかける」「恃むに足らず」

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

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