食付本多・食附本多(読み)しょくつきほんだ

精選版 日本国語大辞典 「食付本多・食附本多」の意味・読み・例文・類語

しょくつき‐ほんだ【食付本多・食附本多】

〘名〙 (髷(まげ)が頭に食いついているような形になるところからいう) 男子髪形一つ。江戸中期に最も流行した本多髷一種で、その極端な物。中剃りを耳のあたりまで広げ、残った髪を細く結いあげる。疫病本多(やくびょうほんだ)。くらいつきほんだ。〔洒落本当世風俗通(1773)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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