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食品衛生法の暫定規制値

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

食品衛生法の暫定規制値

放射性物質で汚染された食品の販売を規制する基準。福島第一原発の事故を踏まえて厚生労働省が急きょ設けた。放射線の人体への影響は分からないことが多いが、広島・長崎の原爆被爆者の長期調査などの結果、がんなどの明確な健康影響がみられないとされるのは、被曝(ひばく)線量約100ミリシーベルト以下の場合だ。国際放射線防護委員会はこれを目安に、食料に関して、さらに低い年間10ミリシーベルトを超えないよう勧告した。勧告に基づき、国内では、水や牛乳、野菜などに含まれる放射性物質の量の上限が決められており、今回はその値を用いた。規制値は放射性ヨウ素飲料水・牛乳1キロあたり300ベクレル、野菜類が同2千ベクレル。放射性セシウムで飲料水・牛乳200ベクレル、野菜類・穀類・肉など500ベクレル。

(2011-03-20 朝日新聞 朝刊 1総合)

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