精選版 日本国語大辞典 「養生・養性」の意味・読み・例文・類語
よう‐じょう ヤウジャウ【養生・養性】
〘名〙
※玉葉‐治承五年(1181)三月一六日「和康法師来、仰下可レ抄二進灸穴一之由上、是仰二名医等一之抄物中也、先日、欲レ仰二養生事一」
③ 土木・建築で、打ち終わったコンクリートを保護し、十分に硬化させるための作業。乾燥によりできるひび割れを防ぐため、露出面をむしろ、布、砂などで覆い、水をまいて湿潤状態を保たせる。また、運搬や作業の際に、内装を汚損しないように、完成部分を布や紙、ベニヤ板などで覆って保護すること。「養生板」
※石の眼(1960)〈安部公房〉二「どうしてもコンクリート養生に二週間かけて、あらたに継目工事をしなければならない」
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