香川県高松市(読み)たかまつ〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔香川県〕高松〈市〉(たかまつ〈し〉)


香川県中部、讃岐(さぬき)平野中部に位置する市。
北は瀬戸内海に面し、南は讃岐山脈が連なる。沖合の女木(めぎ)島・男木(おぎ)島などを含む。同県の県庁所在地で、県の行政・産業・文化の中心。1999年(平成11)4月より中核市。2005年9月、香川郡の塩江(しおのえ)町を編入。2006年1月、木田(きた)郡の庵治(あじ)町、同牟礼(むれ)町と香川郡の香川町、同香南(こうなん)町、綾歌(あやうた)郡の国分寺町を編入して現在の姿となる。16世紀末に生駒親正(いこまちかまさ)が高松城を築城、のち松平氏の城下町として繁栄。1910年(明治43)に就航した宇高(うこう)連絡船により、四国の玄関口となる。連絡線は、1988年(昭和63)の瀬戸大橋開業をうけて1991年に廃止された。第二次世界大戦後、四国地方の中枢管理都市に発展。大手企業の支店や中央官庁の出先機関が集中する。高松港近くの臨海埋め立て地に鉄鋼・化学・機械などの工場が進出。讃岐うどん・香川漆器(国の伝統的工芸品に指定)が特産品。五剣山山麓では庵治石を使った石材加工業が盛ん。香南町に高松空港がある。
栗林(りつりん)公園は旧松平氏別邸の庭園で国の特別名勝に指定。高松城跡(国指定史跡)は現在、玉藻(たまも)公園として開放されている。溶岩台地の屋島・五色台(ごしきだい)は瀬戸内海国立公園の景勝地。檀ノ浦は源平の戦いの舞台として知られる。四国八十八ヵ所第80番札所の国分寺(真言宗)、第82番根香(ねごろ)寺(天台宗)、第83番一宮(いちのみや)寺(真言宗)、第84番屋島寺(真言宗)、第85番八栗(やくり)寺(真言宗)がある。国分寺境内の讃岐国分寺跡は国の特別史跡。塩江温泉・奥の湯温泉・庵治温泉などが湧く。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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