馬指・馬差(読み)うまさし

精選版 日本国語大辞典 「馬指・馬差」の意味・読み・例文・類語

うま‐さし【馬指・馬差】

〘名〙 江戸時代宿駅問屋年寄などの下で人馬の用立て、指図をする役人。問屋と年季奉公雇傭契約を結び、運輸業務の実際にたずさわって助郷馬士などに権勢をふるった。〔禁令考‐前集・第四・巻三二・明暦二年(1656)四月四日〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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