馬簾(衣裳)(読み)ばれん

世界大百科事典(旧版)内の馬簾(衣裳)の言及

【歌舞伎】より

…用途により全身,半身などのものがある。 馬簾(ばれん)衣裳用語。時代物に用いる四天(よてん)衣裳などの裾に付く装飾用の房糸。…

【四天】より

…(1)伊達(だて)四天 繡(ぬい)四天あるいは唐織四天と呼ばれ,《八犬伝》芳流閣の犬飼現八,《盛綱陣屋》の信楽(しがらき)太郎など,勇ましい役や大盗賊,妖術使いあるいは御注進の役が用いる。金糸,銀糸の繡の衣装の裾まわりに馬簾(ばれん)という金・銀・紅・白などの房がついている。(2)鱗(うろこ)四天 銀の鱗形の模様の衣装で,馬簾はない。…

※「馬簾(衣裳)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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