馳参(読み)はせさんじる

精選版 日本国語大辞典 「馳参」の意味・読み・例文・類語

はせ‐さん・じる【馳参】

〘自ザ上一〙 (サ変動詞「はせさんずる(馳参)」の上一段化したもの) =はせさんずる(馳参)
新西洋事情(1975)〈深田祐介〉家族連れ「地中海の旅」波高し「会社が倒産したところで馳せ参じるわけにもゆかない」

はせ‐さん・ずる【馳参】

〘自サ変〙 はせさん・ず 〘自サ変〙 馬を走らせてかけつける。また、大急ぎで参上する。はせさんじる。
平家(13C前)九「此御所守護のためにはせ参じて候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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